专利摘要:

公开号:WO1980000267A1
申请号:PCT/JP1979/000191
申请日:1979-07-20
公开日:1980-02-21
发明作者:T Yamauchi;M Fujieda;Y Oyama
申请人:Hitachi Ltd;T Yamauchi;M Fujieda;Y Oyama;
IPC主号:F02D41-00
专利说明:
[0001] 明 細 書
[0002] 内燃機関の燃料噴射装置
[0003] 技 術 分 野
[0004] 本発明は複数気筒を備えた内燃機関の'燃料噴射装置に 係!)、 とくに、 単一の燃料噴射器を備えた燃料噴射装置 の改良に関する。 '
[0005] 北 景 技 術
[0006] 従来の燃料噴射装置としては、 各気筒に燃料噴射器を 設置して複数気筒に個別的に燃料を供給する方式の多点 燃料噴射装置が知られている。 この多点燃料噴射装置は、 各気筒へ供給される燃料を精密に制御することによ ])、 各気筒の供給燃料量の差を小さくするとともに、 加減速 運転時の燃料供給応答性を高めるのに有効である。
[0007] しかし、 その反面、 精密で高価な燃料噴射器や制御用 電子装置を気筒数だけ必要とする.のでコス ト高となる。
[0008] また各気筒への燃料分配を均一にするために燃料噴射器 を各気筒の所定位置に正しく配置しなければならないこ とから取付け作業や保守点検等が煩雑になるという問題 がある。
[0009] これらの問題を解決する手段として、 エンジンの吸気 管集合部に 1個の燃料噴射器を設けて燃料を微粒子状に 噴出させ、 この燃料霧と吸気との混合気を各気筒に各気 筒の吸気行程ごとに分配する方式の単点燃料噴射装置が
[0010] OMPI W WIIPPOO 提案されている (例えば U. S. P. 4,1 3 2,2 03 ;対応日本 特開昭 5 3— 1 1 5 4 1 1) 。
[0011] この単点燃料噴射装置は、 燃料噴射器が 1個ですむと いう利点があるが、 各気筒の吸気行程ごとに燃科噴射を 行なわせるので高低速全運転域にわたって均一な空燃比 'をもつ混合気を供給するためには、 各気筒の吸気行程に 追随できる高速形の高価な燃料噴射器を用い ければ ¾ らず、 費用が高くなる欠点がある。
[0012] また、 各気筒への燃料分配を均一にするためには燃料 噴射開始タィ ミ ングの設定を精密に行う必要があるが、 噴射開始タ ィ ミ ングの設定のしかたによっては噴射され た燃料が各気筒へ到達する時間に遅れが生じ、 このため、 均一な燃料分配が困難に ¾るという問題を含んでいる。 例えば上記 U. S. P. 4, 1 3 ¾2 0 3に開示された燃料噴射 装置にあっては、 各気筒への燃料分配を均一にするため に、 各気筒の吸気行程ごとにクラ ンク角で上死点前 1 5 度の時点で燃料噴射を開始させるよ うに構成している。 しかし、 吸入空気流速が高いのは吸入行程の後半であ] 、 上死点前 1 5度ク ランク角の時点は空気流速がすでに減 衰している時期である。
[0013] したがって、 この空気流速の減衰時期に噴射される燃 料は各気筒に十分 速さで輸送されず、 遅れることにな るため気筒間の燃料分配が均一に ¾ら い結果'となる。 また、 燃料噴射器は通常電磁弁の開閉動作によ ])燃料
[0014] 噴射制御を行なっているが、 各気筒の吸気行程ごとに噴
[0015] 射を行なう燃料噴射器の開弁時間は他の装置との関係で
[0016] その最大開弁時間したがって最大燃料噴射量が予め定め
[0017] られている。
[0018] —方、 電磁弁はその動作特性上、 動作入力信号が入力
[0019] されてもすぐには動作せず、 作動遅れを伴う。 '
[0020] したがって燃料噴射器の開弁時間と燃料噴射量との関
[0021] 係は、 電磁弁の作動遅れによる影響の小さい開弁時間が
[0022] 長い範囲すなわち低速運転域では比例するが、 電磁弁の
[0023] 作動遅れによる影響が大きい開弁時間が短い範囲すなわ
[0024] ち高速運転域では比例し ¾く ¾ ] 、 噴射量は低下する。
[0025] このため、 上記 U. S. P. 4,1 3 2,2 0 3に開示された単点
[0026] 燃料噴射装置のよ うに、 各気筒の吸気行程ごとに燃料を
[0027] 噴射させる構成の装置にあっては、 上記のよ うな電磁弁
[0028] の作動遅れによる高速運転域での燃料分配の不均一、 換
[0029] 言すれば噴射燃料量の低下という欠点は避けられ い。
[0030] したがって本発明の目的は、 上記欠点の ¾い改良され
[0031] た内燃機関の燃料噴射装置を提供することである。
[0032] 本発明の別の目的は、 複数気筒を備えた内燃機関の気
[0033] 筒間における燃料分配量の差をできるだけ少; ¾ くする、
[0034] 改良された内燃機関の燃料噴射装置を提供することであ
[0035] 0 ο
[0036] ― O PI 、 η« . cv-A^ 本発明の別の目的は、 各気筒への燃料輸送遅れを補償 する、 改良された内燃機関の燃料噴射装置を提供するこ とである。
[0037] 本発明の別の目的は、 各気筒に必要かつ十分 ¾燃料量 が確保される、 改良された内燃機関の燃料噴射装置を提 供することである。
[0038] 本発明の別の目的は、 安価で信頼性の高い、 改良され た内燃機関の燃料噴射装置を提供することである。
[0039] 本発明の別の目的は、 寿命の長い、 改良された内燃機 関の燃料噴射装置を提供することである。
[0040] 発 明 の 開 示
[0041] - 本発明の特徴は、 複数気筒を備えた内燃機関の燃料噴 射装置において、 上記複数気筒に連通する吸気計量部に
[0042] 1個の燃料噴射手段を設け、 上記複数気筒において行なわ れる連続した吸気行程に間欠的に同期して燃料噴射を開 始することにある。
[0043] 本発明のも う一つの特徵は、 複数気筒を備えた内燃機 関の燃料噴射装置において、 上記複数気筒に連通する吸 気計量部に 1個の燃料噴射手段を設け、上記複数気筒の連 続した吸気行程に同期して燃料噴射を開始するとともに、 各気筒の吸気行程ごとに燃料噴射時間を変えることを特 徵とする。
[0044] 本発明によれば、 各気筒の吸気行程に間欠的に同期し
[0045] O PI て燃料噴射を開始するので各気筒に分配される燃料は高 低速全運転域にわたって均一となる。
[0046] 本発明によれば、 各気筒の吸気行程に間欠的に同期し て燃料噴射を開始するので燃料噴射器の開弁時間は従来 よ ])十分長く設定される。 これによ!)電磁弁の作動おく れによる影響を受けることなく 1回の噴射で必要かつ十 分る燃料量が確保される。 し がって運転性が良くなる。
[0047] 本発明によれば、 各気筒の吸気行程ごとに燃料噴射時 間を変えているので、 各気筒へ分配される燃料の輸送遅 れによる不均一が解決される。
[0048] 上記以外の本発明の目的、 特徵 よび効果は、 図面を 参照してなされる以下の説明からよ いっそう明らかと される。
[0049] 図面の簡単な説明
[0050] 第 1図は本発明に従う燃料噴射装置を備えた 4サイク
[0051] ノレ 4気筒エンジン系統全体の構成を示す概略断面図、 , 第 2図はエ ン ジンのクランク角と吸気計量筒内を流れ る吸気の流速との関係を示す線図、
[0052] 第 3図は本発明に従う燃料噴射装置の燃料噴射タィ ミ ングとクラ ンク回転角度との関係を示すタィ ミ ング線図、 第 4図は本発明に従う燃料噴射装置の噴射タイ ミ ング を制御する制御回路の一実施例を示す回路構成図、
[0053] 第 5図は第 4図に示される回路において入出力される
[0054] OMPI
[0055] 、' 信号線図、
[0056] 第 6図は本発明に従う燃料噴射装置の一実施例によ D 得られた、 ク ランク角と燃料噴射速度との関係を示す実 験データ線図、
[0057] 第 7図は本発明に従う燃料噴射装置の一実施例によ ]3
[0058] 得られた燃料の噴射開始タ ィ ミ ングを示す実験データ線 図、
[0059] 第 8図は燃料が噴射される気筒の変更態様を説明する ための模擬的 ¾ 4気筒構成図、
[0060] 第 9図はク ランク角と 0 2 センサ出力との関係を示す 実験データ線図、
[0061] 第 1 0図'は本発明に従う燃料噴射装置の他の一実施例 を示す概略構成図、
[0062] 第 1 1図は本発明に従う燃料噴射装置の燃料噴射動作 を制御する他の制御回路の一実施例を示す回路構成図、
[0063] 第 1 2図は第 1 1図に示される回路に入出力される信 号線図、
[0064] 第 1 3図は本発明に従う燃料噴射装置の他の一実施例 によ ]3得られた空燃比分布曲線の実験データ線図。
[0065] 発明を実施するための最良の形態
[0066] 第 1図は本発明に従う燃料噴射装置を備えた 4サイ ク ル 4気筒ェ ン ジン系統全体の概略断面図である。
[0067] 第 1図に示すエンジン 1は大別して、 吸入空気量を計
[0068] OMP WIP .
[0069] 量する吸気計量系 1 0 0、 吸入された空気と混合気を形
[0070] 成するよ うに、 霧化された燃料を供給する燃料供給系
[0071] 2 0 0、 空気と燃料との混合気が燃焼される燃焼系 3 0 0、 燃焼棑ガスを大気中へ排出する排気系 4 0 0、 および上
[0072] 記各系と電気的に接続された制御系 5 0 0を含む。
[0073] 吸気計量系 1 0 0は、 外部から採])入れられた空気を
[0074] 清净化するエアク リーナ 1 0 2、 エンジン 1の運転状態
[0075] に応じて吸入空気量を調節する吸気計量筒 1 0 4、 及び
[0076] 上記吸気計量系 1 0 0と上記シリンダ系 3 0 0とを接続
[0077] する吸気管 1 0 6を含む。
[0078] 上記吸気計量筒 1 0 4 の上流側にはベンチュ リ 1 0 8 が形成されてお!)、 下流側には絞] 弁 1 1 0 , 1 1 2カミ
[0079] 配設されている。 上記ベンチユリ 1 0 8の最狭部近傍に
[0080] 出口開口を有するパイパス空気通路 1 1 4が上記吸気計
[0081] 量筒 1 0 4の上流側に形成されている。
[0082] 上記パイ パス空気通路 1 1 4内には空気流量検出器を
[0083] 構成する一定温度に加熱された熱線セ ン.サ 1 1 6が配設
[0084] されてお ]3、 この熱線セ ンサ 1 1 6の電気的出力端は上
[0085] 記制御系 5 0 0へ接続される。
[0086] 上記絞! 弁 1 1 0は、 アク セルペダルと機械的に連動
[0087] するよ う構成され、 運転者によ ] 駆動される。 一方、 上
[0088] 記絞 ] 弁 1 1 2はダイ ヤ フ ラ ム 1 1 8によ ] 駆動される
[0089] よ うに配置される。
[0090] O PI
[0091] h WIPO ^ fn". , ftAVV ダイヤフ ラ ム 1 1 8は、 ベンチユリ 1 0 8と絞 弁
[0092] 1 1 0 , 1 1 2 との中間部の吸気圧を圧力取出口 1 2 0
[0093] から破線で示される通路 1 2 2を経て弁体 1 2 6で仕切
[0094] られた負圧室 1 24へ導びく よ うに構成される一方、 弁
[0095] 体 1 2 6 と接続されたロッ ド 1 2 8を介して、 これと回
[0096] 転自在に違結されたアーム 1 3 0の回転軸に固定された
[0097] 上記絞] 弁 1 1 2と連結されている。 上記弁体 1 2 6は
[0098] 上記負圧室 1 2 4内に配置されたばね 1 3 2によ ])一定
[0099] の張力で支持されている。
[0100] 燃料供給系 2 0 0は、 燃料を上記吸気管 1 0 6を介し
[0101] て上記シ リ ンダ系 3 0 0へ噴射する 1個の燃料噴射器
[0102] 2 0 2、 この燃料噴射器 2 0 2とパイブ 2 1 2、 燃圧レ
[0103] ギユレ一タ 2 0 6、 フ ィ ルタ 2 0 8および燃料ポンブ
[0104] 2 1 0を介して接続された燃料タンク 2 0 4を含む。
[0105] 上記燃圧レギユレータ 2 0 6は破線で示されるパイブ
[0106] 2 1 2を介して上記吸気管 1 0 6に設けられた圧力取出
[0107] 口 1 3 4 と接続され、 また、 リターンパイプ 2 1 4を介
[0108] して上記燃料タ ンク 2 0 4へ接続されている。 これによ
[0109] 上記燃料噴射器 2 0 2から燃料が噴射される吸気管
[0110] 1 0 6の圧力と上記燃料噴射器 2 0 2への燃料圧の差が
[0111] 常に一定になるよ うに、 上記燃圧レギユレ一タ 2 0 6か
[0112] ら上記燃料タ ンク 2 0 4へ上記リ ターンパイプ 2 1 4を
[0113] 介して燃料が戾される。
[0114] ,REA
[0115] OMPI
[0116] WIPO 上記燃料噴射器 2 0 2は上記絞])弁 1 1 0の上流側と 下流側をパイパス連通する分岐通路 2 1 6の出口開口近 傍に位置するよ うに、 上記吸気計量筒 1 0 4に 1個だけ 配設される。 上記燃料噴射器 2 0 2の先端部の周囲には 噴射燃料を分岐通路 2 1 6に導びかれた空気流で外側か ら被覆するよ うに上記吸気管 1 0 6に案内する案内通路
[0117] 2 1 8が設けられる。
[0118] 上記燃料噴射器 2 0 2の噴射時期及び噴射時間の制御 は後で詳述するよ うに、 上記燃料噴射器 2 0 2に内蔵さ れた電磁弁に上記制御器 5 0 0から与えられる電気信号 によって行なわれる。
[0119] 上記燃焼系 3 0 0は上記吸気管 1 0 6からの空気と燃 料との混合気をシリ ンダ 3 0 2内へ給入動作する給気弁
[0120] 3 0 4、 上記混合気を上記シ リ ンダ 3 0 2内において圧 縮するピス ト ン 3 0 6、 圧縮された混合気にスパークを 与えて点火燃焼させる点火プラグ 3 0 8、 上記ビス トン
[0121] 3 0 6 とこれに連結されたピス ト ンロッ ド 3 1 0を介し て連結されたクラ ンク軸 3 1 2の回転角を検出するクラ ンク角検出器 3 1 4および上記シ リ ンダ 3 0 2を冷却す る冷却水の温度を検出する冷却水温度検出器 3 1 6を含 む。
[0122] 上記ク ラ ンク角検出器 3 1 4はク ランク軸 3 1 2と一 緒に回転するク ラ ンク軸プーリ 3 1 8 と、 ク ラ ンク角ピ
[0123] OMPI .
[0124] ックアップ 3 2 0から構成され、 エンジンの回転に応じ て基準クランク角ごとに出力される基準角信号( CRP ) および一定角度 (例えば 0.5度) ごとに出力されるポジ ション信号 ( C P P ) が上記制御系 5 0 0へ出力される。
[0125] 上記点火プラグ 3 0 8は点火コィル 3 2 2と電気的に
[0126] 接続され、 点火コィル 3 2 2は制御系 5 0 0と電気的に
[0127] 接続される。
[0128] 上記温度検出器 3 1 6は上記制御系 5 0 0 と電気的に
[0129] 接続される。
[0130] 排気系 4 0 0はシリ ンダ 3 0 2で燃焼した混合気の排
[0131] ガスを大気中へ導出する排気管 4 0 2、 この排気管 402 に接続され、 C 0 , H C等の有毒ガスを浄化する触媒を
[0132] 収容した触媒管 4 0 4を含む。
[0133] 上記触媒管 4 0 4の上流側には排気組成を検知する
[0134] 02 センサ 4 0 6が配置され、 この 02 センサ 4 0 6は
[0135] 制御系 5 0 0 と電気的に接続される。 ,
[0136] 制御系 5 0 0はディジタル演算処理を行うセン ト ラル
[0137] プロセッシングユニッ ト (以下、 C P Uと称する ) 502、 この C P Uの制御プログラムおよび固定データを格納す
[0138] るための記憶素子である ROM 5 0 4、 読み出しおよび
[0139] 書込み可能な記憶素子である RAM 5 0 6、 よび入力
[0140] 信号を上記各センサから受け、 この信号を上記 CPU502 へ送った] 、 上記 C P U 5 0 2からの信号を上記燃料噴
[0141] Ο Ρ WIP 射器 2 0 2や点火コ イ ル 3 2 2へ送る機能を有する入出 カイ ンターフェイ ス回路 5 0 8を含む。
[0142] 上記入出力ィン タ 一 フ ェ イ ス回路 5 0 8への上記各セ ンサからの入力信号としては次の 2つに大別される。 す なわち、 上記熱線センサ 1 1 6、 上記冷却水温度検出器 3 1 6及び02 セ ンサ 4 0 6からのアナログ入力信号、 およびク ランク角検出器 3 1 4からの基準角信号 (Q!RP) およびボジション信号 ( C P P ) のよ う パルス列信号 ¾»る。
[0143] 上記アナログ入力信号は、 それらを時分割的に信号弁 別するマルチプレクサ ( MPX ) 5 1 0 と、 この MPX 5 1 0からのアナ口グ信号をディ ジタル信号に変換する Aノ D変換器 5 1 2を介して入出力イ ン タ 一 フ ェ イ ス回 路 5 0 8へ入力される。
[0144] なお、 上記パルス列信号 C RPは、 4気筒の場合、 ク ラ ンク角 1 8 0度ごとに出力され、 6気筒の場合 1 20 度ごとに、 8気筒の場合 9 0度ごとに出力される。 また、 c p pは例えぱクランク角の 5度ごとに出力される。 上記 C PU 5 0 2 , R 0 Μ 5 0 4 , HAM 5 0 6およ び入出力ィンタ一フェイ ス回路 5 0 8は相互にデ一タパ ス 5 1 4ヽ コ ン ト ロ —ルノ ス 5 1 6およびア ド レスノ ス 5 1 8を介して電気的に接続されている。
[0145] C P U 5 0 2からの信号はィ ン タ 一 フ ェ イ ス回路 508 を介して燃料噴射器 2 02および点火コ イ ル 3 22に入
[0146] 力される。
[0147] 燃料噴射器 2 02には電磁弁を駆動するための電磁コ
[0148] ィルが設けられてお] 、 この電磁コイルの一端は図示し
[0149] い電源端子に接続され、 他端は入出力イ ンタ一 フ ェ イ
[0150] ス回路 5 0 8に接続される。 これによ ])燃料噴射器 202
[0151] へ流れ込む電流が制御される。
[0152] 以上の構成に基づく上記エ ンジン 1の動作を説明する c 吸入空気はエアク リーナ 1 0 2で清浄化されたのち、
[0153] 吸気計量筒 1 0 4へ導入される。 吸気計量筒 1 0 4に吸
[0154] 気が導入されると、 ベンチユリ 1 0 8に負圧が発生する
[0155] のでバィ パス通路 1 1 4にも吸気量に比例した空気量が
[0156] 導入される。 これによつて熱線セ ンサ 1 1 6が冷却され
[0157] るので熱線センサ 1 1 6を一定温度に加熱するための電
[0158] 流を多く必要とすることになる。 このとき供給される供
[0159] 給電力から全体の吸気量が検知される。
[0160] この熱線セ ンサ 1 1 6からのアナログ信号は制御系
[0161] 5 0 0の MPX 5 1 0にて時分割的にセ レク トされ、
[0162] Aノ D変換器 5 1 2によ ]3ディジタ ル信号に変換された
[0163] のち入出力イ ン タ ー フ ェ イ ス回路 5 0 8に入力される。
[0164] 上記の供給電力 (又は所要電流) と吸気量との関係は
[0165] あらかじめ ROM 5 0 4に記憶されてお 、 上記入出力
[0166] イ ンタ ーフ ェイ ス回路 5 0 8への入力信号は、 後述する
[0167] O PI WIPO よ うに燃料噴射器 2 0 2の燃料噴射開始時期を決定する
[0168] 制御信号として利用される。
[0169] ベンチユリ 1 0 8を通った吸気は絞] 弁 1- 1 0 , 112
[0170] を経て吸気管 1 0 6に流入する。 この場合、 エンジン 1
[0171] の運転状態に対応して、 低速域では絞])弁 1 1 0のみが
[0172] 開弁され、 高速域ではダイ ャ フ ラ ム 1 1 8が作動して絞
[0173] ]9弁 1 1 2 も一緒に開弁される。
[0174] ダイ ヤフ ラ ム 1 1 8はベンチユリ 1 0 8 と絞])弁 110,
[0175] 1 1 2 との中間部の吸気圧を圧力取出口 1 2 0 よ ] 破線
[0176] で示す通路 1 2 2を経て、 その負圧室 1 2 4へ導いてい
[0177] るので、 この負圧室が所定の負圧よ!)大に るとばね
[0178] 1 3 2の力に打勝ってロッ ド 1 2 8が引かれ、 これによ
[0179] ロッ ド 1 2 8の先端に接続されたアーム 1 3 0が回転
[0180] される。 この結果アーム 1 3 0の回転軸に固定された絞
[0181] 弁 1 1 2が開弁される。
[0182] ¾お、 熱線センサ 1 1 6はバイ パス通路 1 1 4内に設
[0183] けられているので、 シ リ ンダ 3 0 2のバック フ ァイ ア時
[0184] に生じる高温ガスから保護される。 また、 吸入空気中の
[0185] ごみ どによって汚染されることからも保護される。
[0186] 燃料タンク 2 0 4に収容されている液体燃料は、 燃科
[0187] ポンプ 2 1 0で昇圧され、 フ ィ ルタ 2 0 8でごみや異物
[0188] が除去されたあと、 吸気管 1 0 6内の圧力によって調整
[0189] された燃圧レギユレ一タ 2 0 6を通って燃料圧力が調整
[0190] 一 OMH "WIPO mt ft される。
[0191] このよ うにして吸気管 1 0 6内の圧力とは一定の差圧
[0192] を持つよ うに調圧された液^燃料は、 燃料噴射器 2 0 2
[0193] の開弁した時間に比例して噴出される。 燃料噴射器 2 0 2
[0194] の開弁時間は制御系 5 0 0によって後述するよ うに定め
[0195] られるので、 吸気量に比例した燃料量が吸気管 1 0 6内
[0196] に噴霧状に供給されて、 混合気が生成される。
[0197] 吸気弁 3 0 4から吸入された混合気は、 ビス ト ン 3 0 6
[0198] によ ])圧縮され、 点火プラグ 3 0 8によるスパークで燃
[0199] 焼する。 この燃焼によ ] ピス ト ン 3 0 6はシリ ンダ 3 0 2
[0200] 内を往復運動する。 このピストン 3 0 6の往復運動はクラ ンク軸 3 1 2によ ] 回転運動に変換される。
[0201] クラ ンク軸 3 1 2の回転角はクラ ンク角検出器 3 1 4
[0202] によ ] 検出され、 エンジン 1 の回転に応じて基準ク ラン
[0203] ク角ごとにおよび一定角度例えば 0. 5度ごとにそれぞれ
[0204] 基準角信号 ( C R P ) およびポジシヨン信号 ( C R P )
[0205] として制御系 5 0 0の入出力イ ンターフェイス回路 5 0 8
[0206] へ送られる。 これらの信号は後述する燃料噴射器 2 0 2
[0207] の燃料噴射開始時期を決定する際の制御信号として利用
[0208] される。
[0209] シ リ ンダ 3 0 2は冷却水によ!)冷却され、 この冷却水
[0210] の温度は冷却水温度検出器 3 1 6によ 計測される。 こ
[0211] の計測 ί直はエンジン温度として制御系 5 0 0の入出力ィ
[0212] ΟΜΡ
[0213] , WIP ンターフ ヱイ ス回路へ MP X 5 1 0、 A /D変換器 512
[0214] を介して入力され、 後述する燃料噴射器 2 0 2の燃料噴
[0215] 射動作の制御信号として利用される。
[0216] 点火プラグ 3 0 8には点火コ イ ル 3 2 2から点火タイ
[0217] ミ ングに合わせて高電圧が供給される。 るお、 点火コィ
[0218] ル 3 2 2への信号は入出力ィ ンタ一 フェイ ス回路 5 0 8
[0219] を介して C P U 5 0 2から与えられ、 これによ ])制御さ
[0220] れる。
[0221] 燃焼によって生じえ排ガスは排気管 4 0 2へ導びかれ、
[0222] 触媒管 4 0 4で排ガス中に含まれる CO , H C等の有害
[0223] ガスが除去されたあと大気中へ放出される。
[0224] 触媒管 4 0 4の上流側に設けられた 02 センサ 4 0 6
[0225] によ ])排気組成が検知される。 この検知信号はエンジン
[0226] 1の燃料状態の適否、 すなわち混合気の空燃比の適否を
[0227] 示す信号として制御系 5 0 0の入出力イ ンタ一フェ イ ス
[0228] 回路 5 0 8へ MPX 5 1 0 , AD C 5 1 2を介して送ら
[0229] れ、 後述する燃料噴射器 2 0 2の燃料噴射動作を制御す
[0230] る制御信号として利用される。
[0231] C P U 5 0 2は上記各センサからの信号に基づいて燃
[0232] 料噴射制御のディジタル演算処理を行 ¾ぅ9 ROM504
[0233] には燃料噴射制御プログラムおよびこのプログラムの実
[0234] 行の際必要と る最適噴射時期特性データが格納されて
[0235] いる。 ここで、 最適噴射時期特性とは、 ヱンジン 1の運
[0236] O PI WIPO , 転状態に対応した噴射燃料をエンジンの各シ リ ンダに均 一に分配するのに最適な噴射時期特性をいう。
[0237] この噴射時期特性データは運転状態の取込みに基づき マッブ検索で取出し可能に R 0M 5 0 4に格納されてい る o
[0238] また、 入出力イ ンタ一フ ェイ ス回路 5 0 8は、 ェンジ ン 1の運転状態に基づく信号、 例えば熱線センサ 1 1 6
[0239] からの空気流速信号や、 クランク角検出器 3 1 4からの 基準角信号 ( C P P ) およびポジション信号 ( C R P )ヽ
[0240] を取])込んで C P U 5 0 2へ送る。 そして C PU 5 0 2
[0241] でこれらの信号に基づいて演算処理された、 燃料の分配
[0242] 率を向上させる噴射時期及び噴射時間を有するパルスか
[0243] らなる制御信号を燃料噴射器 2 0 2に対して出力する。
[0244] C P U 5 0 2はエンジン 1の運転状態を示す信号に応
[0245] 答して ROM 5 0 4から必要噴射燃料量に対応する最適
[0246] 噴射時期をマップ検索によ ] 求める。 ここで、 噴射時期
[0247] の決定の前提と るエンジン 1の運転状態は、 例えば吸
[0248] 気流速すなわち空気流量、 ク ラ ンク角、 冷却水温等から 得られるデータである。
[0249] したがって、 燃料噴射器 2 0 2の開弁開始時期は、
[0250] CP U 5 0 2で演算処理された噴射開始時期であ ] 、 閉
[0251] 弁時期は噴射時間の終了時期と ¾る。 これらについては
[0252] 後述する。
[0253] OM WIP お、 各シ リ ンダへの燃料の分配を均一にするに必要
[0254] 噴射時期特性データは R O M 5 0 4からマツブ検索に
[0255] よ ] 求めているが、 これに代えて、 必要燃科噴射量から
[0256] 最適噴射時期を演算によ 求めても同様の効果が得られ
[0257] O
[0258] 以上のよ うに構成された本実施例の燃料噴射装置の燃
[0259] 料噴射開始時期と噴射時間 (燃料噴射器 2 0 2の開弁期
[0260] 間) との制御動作について説明する。
[0261] 第 2図は、 第 1図のエンジン 1のク ラ ンク角とベンチ
[0262] ユリ 1 0 8における吸気流速との関係をエンジン回転数
[0263] をパラ メータ として示す線図である。 実線 aはエンジン
[0264] 1が低速回転した場合であ 、 一点鎖線 bは高速回転時
[0265] の状態を示す。 第 2図に示されるよ うに、 吸気の流速は
[0266] ェンジン回転数およびク ランク角によって変化し、 1吸
[0267] 入工程における吸気量は 1つの山の面積に比例する。
[0268] したがって、 エンジン 1の一定のク ラ ンク角における ;
[0269] 吸気流速を熱線センサ 1 1 6で検出し、 この熱線センサ
[0270] 1 1 6 の出力とク ランク角検出器 3 1 4で検出されたェ
[0271] ンジン 1 の回転数とを入出力ィ ンターフ ェイ ス回路 5 0 8
[0272] を介して C P U 5 0 2に入力する。 一方、 R O M 5 0 4
[0273] には予め吸気流速とェン ジン回転数との 2変数に対応し
[0274] た、 燃料の分配率を向上させるに最適な燃料噴射時期が
[0275] 格納されているので、 噴射制御プログラムにしたがって、
[0276] OMPI WIPO ^ 各シリ ンダへの燃料の分配を均一にするに最適 ¾噴射時
[0277] 期及び噴射時間を求める。 この求めた暄に基つ'.いて燃料
[0278] 噴射器 2 0 2の開閉制御を行 う。
[0279] お、 一定クランク角における吸気流速信号は、 ェン ジン 1の吸、 排気弁の開閉時期の狂いや排気管 4 0 2の
[0280] 内圧の変動等によって変化しやすいので、 排気管 4 0 2 に設けた 0 2 センサ 4 0 6によって排気ガス中の酸素比
[0281] 率を検出し、 この検出信号で噴射時期及び噴射時間を補
[0282] 正する。
[0283] 第 1図に示される 4気筒エンジン 1 の燃料噴射器 2 02 からの燃料の噴射タ ィ ミ ングとクランク回転角度との関
[0284] 係を第 3図に示す。 '
[0285] 第 3図 Aの横軸はェンジン 1 のク ランク軸 3 1 2の回
[0286] 転角度であ ] 、 縦軸はエンジン 1の各気筒を吸入工程順
[0287] に示す。 各気筒の吸入工程はハッチングにて示される。
[0288] 第 3図 Aから理解されるよ うに、 クランク角の 1 8 0 度ごとに吸入工程が存在する。 すなわち、 0度〜 1 8 0 度の間は第 1気筒の吸入工程、 1 8 0度〜 3 6 0度の間
[0289] は第 3気筒、 3 6 0度〜 5 4 0度の間は第 4気筒、 5 4 0 度〜 7 2 0度の間は第 2気筒である。 以下、 この順序で
[0290] 各吸入工程が繰!)返される。
[0291] 第 3図 Bは上記各吸入工程に対応して、 ク ランク角の
[0292] 1 8 0度ごとにク ランク角検出器 3 1 4から発生される
[0293] OMPI 濯 基準ク ランク角パルスを示す。
[0294] 本発明に従う燃料噴射装置の一実施例では、 第 3図 C
[0295] 又は C ' に示されるよ うに、 上記基準クラ ンク角パルス
[0296] に間欠的に同期して燃料噴射が開始される。 す ¾わち、
[0297] 上記各気筒の連続した吸気行程の一つおきに同期して燃
[0298] 料噴射が開始される。 このよ うに噴射タ イ ミ ングを選択
[0299] することによって燃料噴射器 2 0 2の燃料噴射時間が必
[0300] 要かつ十分る時間確保されるので高価 燃料噴射器は不
[0301] 要となる。 したがって、 通常の燃料噴射器が用いられる
[0302] ので安価と ¾る。 また、 燃料噴射器 2 0 2に内蔵された
[0303] 電磁弁の作動遅れによる影響が緩和されるので各気筒へ
[0304] の燃料が均一に分配される。 また、 噴射回数が従来に比
[0305] し半減するので寿命が長く なる。
[0306] お、 燃料噴射器 2 0 2の燃料噴射時間は、 上述のよ
[0307] うにすでに計測されたデ一タに基づき制御系 5 0 0で演
[0308] 算処理された結果によって決定されるが、 詳細は後述す 第 3図 C又は C ' に示される噴射時期、 すなわち、 基
[0309] 準クランク角パルスに間欠的に同期して燃料を噴射させ
[0310] る場合、 第 2図に示されるよ うに吸気流速が変動して
[0311] るので、 噴射開始時期に考慮を払う必要がある。
[0312] OMPI
[0313] WIPO 本発明者らは、 種々の実験を通して、 空気流速の高い とき、 換言すれば、 第 3図 D又は D ' に示すよ うに上記
[0314] 基準クランク角パルスから所定時間 (又は角度) T経過
[0315] 後に、 合わせて燃料噴射を開始するのが効果的であると の知見を得た。
[0316] 上述のよ うに 2回の吸気行程に 1回の燃料噴射が行る われるよ うに噴射タィ ミングを選ぶことによ り、 燃料噴
[0317] 射器 2 0 2 の開弁時間が十分確保されるのでエンジンの
[0318] 全運転域にわたって各気筒への均一 燃料分配が行 わ れる。
[0319] 上述した燃料噴射開始時期及び噴射時間は、 これらを 燃料噴射器 2 0 2に設定するための第 4図'および第 5図
[0320] に示される噴射制'御回路 6 0 0に従って具体的に説明さ れる。 第 4図に示される噴射制御回路 6 0 0は、 上記し た第 1図に示す制御系 5 0 0中の入出力ィ ンタ一 フ ェイ ス回路 5 0 8に設けられている。 第 5図は第 4図に示す
[0321] 回路から得られる信号を示す。
[0322] 第 4図において、 ア ドレスデコーダ 6 0 2はア ド レス バス 5 1 8を介して C P U 5 0 2に接続され、 C P U
[0323] 5 0 2からのァ ドレス信号出力がア ド レスデコーダ
[0324] 6 0 2に入力されることによ り、 噴射開始用レジスタ
[0325] 6 0 4及び噴射時間用レジス タ 6 0 6が指定される。
[0326] 噴射開始用レジスタ 6 0 4及び噴射時間用レジスタ
[0327] OMPI
[0328] WIPO 6 0 6は C P U 5 0 2にデータバス 5 1 で接続される。 - 噴射開始用レジスタ 6 0 4には C P U 5 0 2で運転条件
[0329] によ り決定された、 分配率を向上する最適の噴射時期が
[0330] 設定される。 また、 噴射時間用レジスタ 6 0 6には違転
[0331] 条件によ り決定された所定噴射燃料量に対する噴射時間
[0332] が設定される。
[0333] —方、 初期パルス発生回路 6 0 8は、 噴射開始時期の
[0334] 基準となる基準時間を作る初期パルスを発生するための
[0335] 回路で、 入力端子 6 1 0に入力される第 3図 Bおよび第
[0336] 5図 Aに示す基準ク ラ ンク角パルス信号 C R Pから第 5
[0337] 図 Cに示す初期パルス信号をつくる。 この初期パルスは
[0338] シリ ンダにおけるピス トンの上死点に対応する信号であ
[0339] る o
[0340] 噴射開始用タイ マ 6 1 2は入力端子 6 1 4に入力され
[0341] る第 5図 Bに示すクランク角検出器 3 1 4からのポジシ
[0342] ヨン信号 C P Pを計致して、 第 5図; Dに示す時間信号 E ; をつく る回路で、 この噴射開始用タイ マ 6 1 2には上記
[0343] 初期パルス発生回路 6 0 8の出力がリセッ ト信号として
[0344] 入力されている。
[0345] この噴射開始用タイ マ 6 1 2の出力 Eは上記噴射開始
[0346] 用レジスタ 6 0 4の出力 Fとともに比較器 6 1 6に入力
[0347] される。 噴射開始用レジスタ 6 0 4の出力 Fは第 5図 D の信号 Fに示すよ うに比較器 6 1 6に比較基準値として
[0348] OMPI
[0349] 習 0 設定される。
[0350] したがって、 噴射開始用タイマ 6 1 2の計数出力 が
[0351] 噴射開始用レジスタ 6 0 4の出力 Fを越えると、 比較器
[0352] 6 1 6は第 5図 Hに示す出力パルスを発生する。 この出
[0353] 力 Hは噴射時間を決定する 1つの条件をつくる R Sフリ ッブフ Bッブ回路 6 1 8 ¾らびに噴射開始時期および噴
[0354] 射時間の制御パルスを出力する R S フ リ ッ プフ 口 ッブ回
[0355] 路 6 2 0のセッ ト端子 Sに入力される。
[0356] R S フ リ ッブフ 口 ッブ回路 6 2 0はこの入力 Hによつ
[0357] て第 5図 Nに示す高レベル出力が端子 Qから出力される。
[0358] この高レベル出力の前縁が噴射開始時期であり.燃料噴射
[0359] 器 2 0 2の駆動ソ レノ ィ ドの開弁動作開始と る。
[0360] また、 H S フ リ ップフ ロ ップ回路 6 1 8は出力 Hのセ
[0361] ッ ト入力によって端子 Qから G出力を発生する。 この G 出力の発生が噴射時間の開始となる。 す わち、 この G
[0362] 出力によ りクロ ックパ ルス発生回路 6 2 2の第 5図 Iに , 示すク口ックパルスが入力されているア ンドゲ一ト
[0363] 6 2 が開き、 クロックパルス出力 Iが噴射時間用タィ
[0364] マ 6 2 6に入力される。 なお、 R S フ リ ップフ ロ ップ回
[0365] 路 6 1 8は初期パルス発生回路 6 0 8の出力でリ セ ッ ト される。
[0366] 噴射時間用タイ マ 6 2 6は第 5図 Iに示すクロックパ
[0367] ルスを計数して第 5図 Jに示す時間信号 Kをつくる回路
[0368] O PI WIPO で、 初期パルス発生回路 6 0 8の出力によってリ セッ ト
[0369] 状態におかれている。 この噴射時間用タイマ 6 2 6 の出
[0370] 力 Kは噴射時間用レジスタ 6 0 6 の出力すなわち第 5図
[0371] Jに示す出力 Lとともに比較器 6 2 8に入力される。 噴
[0372] 射時間用レジスタ 6 0 6の出力 Lは比較器 6 2 8におい
[0373] て比較基準値と して設定される。
[0374] したがって、 噴射時間用タイ マ 6 2 6 の計数出力 が
[0375] 噴射時間用レジスタ 6 0 6 の出力 Lを越えると、 比較器
[0376] 6 2 8は第 5図 Mに示す出力パルスを発生する。 この出
[0377] 力 Mは R S フ リップフ ロ ップ回路 6 2 0 の リ セッ ト端子
[0378] Rに入力され、 これによつて R Sフリ ップフロップ 6 2 0 はリ セッ トされる。
[0379] R Sフ リ ップフ ロ ップ 6 2 0は噴射開始用レジスタ
[0380] 6 0 4の設定値で G出力を発生し、 この G出力の持続時
[0381] 間は噴射時間用レジスタ 6 0 6の設定値の終了までと ¾
[0382] るよ う構成されているので、 第 5図 Nに示す R Sフ リ ツ ; ブフ。 ッブ回路 6 2 0の出力端子 6 3 0に発生する N出
[0383] 力は、 エンジンの連続した吸気行程に間欠的に応答して
[0384] 燃料噴射を開始する時期及び噴射時間を規定する燃料噴
[0385] 射器 2 0 2 の制御信号である。 この制御信号に応答して
[0386] 燃料噴射器 2 0 2 の開弁時期及び開弁時間が設定される。
[0387] 第 5図 Nに示す出力パルスは図示しるい燃料噴射器駆
[0388] 動回路の駆動ト ラ ンジス タのベースに入力され、 このト
[0389] OMPI
[0390] 管0 - ランジスタのオン動作に基づき燃料噴射器 2 0 2が燃料
[0391] 噴射のため開弁することに る。
[0392] 以上のよ うに、 C P U 5 0 2で求められた、 各気筒へ
[0393] の燃料の分配率を均一化するのに十分る燃料の噴射開始
[0394] 時期及び噴射時間は、 それぞれに対応して設けられた噴
[0395] 射開始用レジスタ 6 0 4及び噴射時間用レジスタ 6 0 6 · の出力信号と、 噴射開始用タイマ 6 1 2及び噴射時間用
[0396] タイ マ 6 2 6 の計数出力とを比較する比較器 6 1 6 ,
[0397] 6 2 8から得られる時間信号又は角度信号によ り規定さ
[0398] れる R S フ リ ップフ ロ ッブ回路 6 2 0の出力信号と して
[0399] 得られる。
[0400] このよ うにしてつく られる噴射制御信号は常に運転状
[0401] 態に対応し、 C P U 5 0 2で求められる最適な燃料の噴
[0402] 射時期及び噴射時間で制御されるので、 燃料噴射器
[0403] 2 0 2の開弁制御は各気筒への燃料の分配率を均一にす
[0404] るよ う行なわれる。
[0405] 第 6図は本発明に従う燃料噴射装置の一実施例に基づ
[0406] いて得られたクランク角と燃料噴射速度との関係を示す
[0407] 実験結果である。
[0408] 第 6図 (a)は、 第 i , 第 3 , 第 4そして第 2気筒の順序
[0409] で繰り返される吸気行程のうち第 1および第 4気筒の吸
[0410] 気行程の初期す わち上死点に同期して燃料噴射を開始
[0411] させた場合に得られた実験線図である。
[0412] OMPI 第 6図 (b)は、 上記.第 1および第 4気筒の吸気行程の上
[0413] 死点から所定のクランク角又は時間経過後に燃料噴射を
[0414] 開始させた場合に得られた実験線図である。 お、 斜線
[0415] 部の面積は各気筒へ供給される燃料量に相当する。
[0416] 第 6図 (a)から理解されるよ うに、 第 1 , 第 4気筒の吸
[0417] 気行程の上死点に同期して燃料噴射を開始した場合には
[0418] 空気流速が十分で いため第 1 , 第 4気筒へ供給される
[0419] 燃料量は、 第 3 , 第 2気筒へ供給される燃料量より もや
[0420] や多い。
[0421] これに対して、 第 6図 (b)から理解されるよ うに、 第 1, 第 4気筒の吸気行程の上死点から所定のクランク角又は
[0422] 時間経過後に燃料噴射を開始した場合は、 十分 空気流
[0423] 速が得られるため噴射された燃料量は空気流に乗って各
[0424] 気筒へ輸送される。 したがって各気筒へ供給される燃料
[0425] 量は均一に分配されている。
[0426] このことは、 エンジン回転教が高い場合にもあてはま ; る。 すなわちエンジンの回転数が高く ¾ると多量の燃料
[0427] を必要とするので燃料を噴射する期間 (時間幅 ) が増加
[0428] する。 したがって、 1回に噴射される燃料は複数気筒の
[0429] 吸気行程にまたがって流れるよ うになる。
[0430] 第 6図 (c)はこのよ う 高速運転時の第 1 , 第 4気筒の
[0431] 吸気行程の上死点に同期して燃料噴射を開始した場合に
[0432] 得られた実験線図で、 第 6図 (a)と同様のことが言える。
[0433] OMPI
[0434] WIPO
[0435] 、4 第 6図 (d)は、 第 6図 (b)同様、 燃料噴射開始時期を第 1 , 第 4気筒の吸気行程において上死点から所定のク ラ ンク
[0436] 角又は時間遅らせた場合に得られた実験線図であり、 各
[0437] 気筒への燃料分配が均一になされていることが理解され
[0438] る O
[0439] ¾お、 第 6図 (c)および (d)において、 破線で示される線
[0440] 図は 1回に導入された燃料の分布を示し、 実線で示され
[0441] る線図は、 重複した部分も加えた燃料の分布を示すもの
[0442] て ¾>る。
[0443] 各気筒への燃料分配を均一にする噴射開始時期、 すな
[0444] わち、 第 1 , 第 4気筒の吸気行程における上死点からの
[0445] ク ラ ンク角又は時間は予め実験によ 求められ、 第 1図
[0446] に示す制御系 5 0 0の R O M 5 0 4に記憶される。 実際
[0447] の運転条件がこの所定のクランク角又は時間に ¾つたと き、 R. O M 5 0 4から呼出して噴射開始時期が設定され
[0448] る O
[0449] 第 7図は上述した所定のクランク角を実験によ り求め
[0450] た一例を示す線図である。
[0451] す わち、 第 7図の縦軸は混合気の試料濃度を示し、
[0452] 横軸はクランク角を示す。
[0453] 第 7図は実験の都合上、 第 1 , 第 4気筒の点火爆発行
[0454] 程に同期して燃料噴射を開始させる段階 Aから、 第 2 ,
[0455] 第 3気筒の点火爆発行程に同期して燃料噴射を開始させ
[0456] O PI
[0457] , nr WIPO る段階 Bまで変化させたときの、 各気筒の混合気濃度の
[0458] 変化を示す。
[0459] るお、 点火爆発行程と第 6図の吸気行程とはクラ ンク
[0460] 角で 1 8 0度異¾るので、 第 6図の関係とは混合気の濃
[0461] 淡が反対となっている。
[0462] 第 7図において、 実線 f 1は第 1気筒、 太い破線 f 2
[0463] は第 2気筒、 一点鎖線 f 3は第 3気筒、 細い破線 ί 4は
[0464] 第 4気筒の混合気濃度を示す。
[0465] 第 7図から理解されるよ うに、 第 1乃至第 4気筒に供
[0466] 給される混合気濃度がほぼ一致する点が矢印で示される
[0467] よ うに、 クランク角で第 1気筒、 第 4気筒のそれぞれの
[0468] 吸気行程の 9 0度近傍に存在する。
[0469] したがって、 混合気濃度がほぼ一致する点のク ランク
[0470] 角例えば 9 0孽を予じめ H O M 5 0 4に記憶させておく
[0471] ことによ り、 各気筒への燃料分配が均一になされる。
[0472] お、 混合気濃度が一致するクランク角は、 エンジン
[0473] の燃料室の形状、 吸気管の形状、 吸排気弁のオーバラッ
[0474] プ量、 エンジンの回転数、 吸気管内圧力等によって影響
[0475] を受ける。
[0476] したがって、 上述のよ うに、 エンジンごとにこのよ う
[0477] クラ ンク角を予め実験で求めて、 R O Mの よ うる記憶
[0478] 装置に記憶させておけば、 つねに最適な噴射開始時期が
[0479] 得られる。
[0480] OMPI
[0481] Λ, WIPO ¾ これまでのところ、 吸気行程が第 1, 第 3, 第 4、 第
[0482] 2気筒の順序で繰り返される 4サイ クル 4気筒エンジン
[0483] において、 第 1気筒および第 4気筒に同期して燃料噴射
[0484] を開始させることを中心に説明してきたが、 運転状態に
[0485] 応じて、 第 1 , 第 4気筒に同期した噴射開始時期を第 2 ,
[0486] 第 3気筒に同期した噴射開始時期に変更することが望ま
[0487] しい。
[0488] するわち 4サイ クル 4気筒ェンジンの各気筒の実際の
[0489] 配置構成は、 例えば第 8図に模擬的に示されるよ うに、
[0490] 2群に分離して連通されているので、 ある気筒の吸入行
[0491] 程時に噴射された燃料が他の気筒に流入される態様は、
[0492] どの気筒に同期して燃料が噴射されるかによって異なる。
[0493] 例えば第 8図 ( A ) に示されるように、 吸気行程が第
[0494] 1 , 第 3 , 第 4 , 第 2気筒の順序で行 われる 4サイ ク
[0495] ル 4気筒エンジンにおいて、 第 1 , 第 4気筒の吸気行程
[0496] に同期して燃料を噴射させた場合は、 第 1気筒の吸気行
[0497] 程時に噴射された燃料の一部は第 3気筒にも流入する。
[0498] 同様に、 第 4気筒の吸気工程時に噴射された燃料の一部
[0499] は第 2気筒にも流入する。
[0500] すなわち、 これは、 吸気管 1 0 6の入口で燃料、 正確
[0501] に言えば混合気の分割が行なわれていることを意昧する。
[0502] これに対して、 第 8図 (b)に示されるよ うに、 第 2, 第
[0503] 3気筒の吸気行程に同期して燃料を噴射させた場合にお
[0504] OMP WIPO て、 第 2気筒の吸気行程時に噴射された燃料の一
[0505] 部は第 1気筒にも流入する。 同時に、 第 3 気筒の吸
[0506] 気行程時に噴射された燃料の一部は第 4気筒にも流れ
[0507] Ό o
[0508] す ¾わちこのことは、 隣接気筒間で噴射燃料の分割が
[0509] 行 ¾われることを意味する。
[0510] 第 8図 ( のよ うに吸気管 1 0 6の分岐部で混合気流の
[0511] 反転分割が行 ¾われる場合は、 エンジンの回転数が比較
[0512] 的低い場合に適している。 ぜ ら、 燃料の蒸気時間が
[0513] 十分確保されるからである。
[0514] —方、 第 8図 (b )のよ うに隣接気筒で混合気流の分
[0515] 割が行るわれる場合は 、 燃料の追従性が問題と るェ
[0516] ンジンの高速運転時に有効る燃料噴射パタ ーンであ
[0517] る o
[0518] 以上の よ うに、 運転条件に応じて燃料噴射のパター
[0519] ンを第 1 , 第 4気筒の吸気行程に同期させるか、 第;
[0520] 2 , 第 3 気筒の吸気行程に同期させるかが選択され
[0521] る
[0522] このよ うる選択は、 第 1図に示す排気管 4 0 2に設け
[0523] られた 0 2 セ ン サ 4 0 6の出力信号を用いて行なわれ
[0524] o
[0525] 第 9図はク ラ ンク角と 0 2 センサ出力との関係を示す
[0526] 線図で、 一点鎖線 gは第 1図に示す制御系 5 0 0の
[0527] OMPI 0
[0528] R O M 5 0 4に予め記億された、 ク ランク角に対する 02 センサ出力の最適値(一定) である。
[0529] いま、 エンジン運転時にク ラ ンク軸が 1回転する間に
[0530] 実線 hの よ うに 0 2 センサ出力が変化した場合、 燃料噴
[0531] 射開始時期を例えば第 1 , 第 4気筒の吸気行程に同期さ
[0532] せた状態から、 第 2, 第 3気筒の吸気行程に同期させる。
[0533] このことは、 0 2 センサ出力が実線 hから破線 i に変化
[0534] することを意味し、 これによつて同期する気筒を変更後
[0535] の 02 センサ出力は所定の設定値 gに設定される。
[0536] お、 この場合、 燃料噴射開始時期を僅少なク ラ ンク
[0537] 回転角度だけ電気的にずらすことによって、 実線 hの出
[0538] 力変化を設定値 gに近づけても よい。
[0539] 上述した選択は、 このほかに、 エンジン回転数が所定
[0540] 値以上に ¾つたことを検出して切換えること、 エンジン
[0541] 回転数に関連する吸気管内圧力又は絞り弁開度が所定値
[0542] に ¾つたことを検出して切換えること、 又は吸気量を検
[0543] 知する熱線センサ 1 1 6の検知信号を用いて切換えるこ
[0544] と、 等によ り行 ¾つてもよい。
[0545] す わち、 これらの検出値を制御系 5 0 0の R 0 M
[0546] 5 0 4に予め記憶された設定切換値と比較することによ
[0547] つて高 '低速運転を判断し、 燃料噴射パターンを第 1 ,
[0548] 第 4気筒同期型から、 第 2, 第 3気筒同期型に変更され
[0549] 0 ο
[0550] OMPI · WIPO お、 分配特性は、 吸気管 1 0 6の形状、 各気筒の燃 焼室の形状、 吸気弁の形状等によっても異なってく るの で、 切換時期もこれらを考慮して定められる . 0
[0551] 第 1 0図は本発明に従う燃料噴射装置の他の一実施例 を示す概略構成図である。 第 1図の実施例と異なる点は、 各気筒が吸気管 1 0 6に対して一列に配置され、 燃料噴 射器 2 0 2が配設されている吸気計量筒 1 0 4が吸気管
[0552] 1 0 6の一方の側に配置されていることである。
[0553] るお、 第 1図の実施例と同一の部分には同一の符号が 付されている。
[0554] 各気筒が第 1 0図に示されるよ うに吸気管 1 0 6に対 して一列に配置されている構成においては、 吸気管 1 0 6 の入口から各気筒までの距離が順次に異なってくる。 こ のため等時間間隔に燃料噴射を行 うと噴射された燃料 が各気筒に到達する時間が異なることに ¾り各気筒の吸 気行程で吸入される燃料量が異な り、 混合気濃度に差異 ; を生ずる。
[0555] そこで、 本発明に従う燃料噴射装置の他の一実施例で は、 燃料噴射開始時期に時間差を持たせるよ うに構成し ている。
[0556] すなわち、 燃料噴射器 2 0 2 よ り遠い距離に位置する 気筒例えば第 4気筒の吸気行程時には噴射開始時期が早 められ、 近い距離に位置する気筒、 例えば第 1気筒の吸 気行程時には噴射開始時期が遅らされる。 これによ り各 気筒に吸入される混合気濃度が等しく るるよ うに制御さ.
[0557] れる。
[0558] なお、 これらの燃料噴射開始時期はエンジンの回転数 の大小によって異なってくるので、 回転数が変化した場 合に適合する噴射開始時期を予め制御系の記憶回路、 例 えば R O M 5 0 4に記憶させておく ことが好ま しい。 こ れによ 全運転域において好適る燃料供給が行るわれる。
[0559] 第 1 0図に示される本発明に従う燃料噴射装置の他の —実施例における各気筒の吸気開始信号と燃料噴射時期 との関係は、 前出の第 3図 Eに示されている。
[0560] するわち第 3図 Eは、 第 1気筒及び第 4気筒の吸気行 程に同期して燃料噴射を開始させる場合において、 燃料 噴射器 2 0 2から近い距離に位置する第 1気筒の吸気行 程に対しては上死^から Ί の位置で燃料噴射が開始さ れる。 一方、 燃料噴射器 2 0 2から遠い距離に位置する 第 4気筒の吸気行程に対しては上死点から上記 より は小さい Τ 2 ( Τ 2 < Τ ι ) の位置で燃料噴射が開始さ れる。 これらの制御動作は制御系 5 0 0で行るわれる。
[0561] お、 この場合、 燃料噴射時間 tは一定としている。
[0562] 上記した他の実施例では、 各気筒への燃料輸送遅れを 解決するために、 上死点からの燃料噴射開始時期を気筒 の配置位置に応じて調整しているが、 第 3図; Fに示され
[0563] Ο ΡΙ
[0564] j WIPO るよ うに上死点からの燃料噴射開始時期を一定(例えば
[0565] T ) とし、 燃料噴射時間を気筒の配置位置に応じて調整
[0566] してもよい。
[0567] 例えば燃料噴射器 2 0 2から近い距離に位置する第 1
[0568] 気筒の吸気行程に対しては上死点から一定のクラ ンク角
[0569] T位置で燃料噴射が開始され、 噴射時間 4 t. 1 の間噴射
[0570] される。 燃料噴射器 2 0 2から遠い距離に位置する第 4
[0571] 気筒の吸気行程に対しては、 上死点から一定のク ラ ンク
[0572] 角 T位置で燃料噴射が開始され、 上記^ ί t i よ りは長い
[0573] 噴射時間 J t 2 ( J t2 〉 ) の間噴射される。 これに
[0574] より燃料の輸送遅れが補償される。
[0575] 上述の噴射時間を可変する噴射方式は、 各気筒の吸気
[0576] 行程に同期して燃料噴射を開始する燃料噴射装置にも適
[0577] 用される。
[0578] すなわち、 第 3図 Bに示されるク ラ ンク角で 1 8 0度
[0579] ごとに出力される基準ク ラ ンク角パルスに同期して第 3 {
[0580] 図 Gに示されるよ うに燃料噴射が開始され、 特定の気筒、 例えば第 1気筒、 第 4気筒に対する燃料噴射時間 J t ,
[0581] が、 他の気筒、 例えば第 2 , 第 3気筒に対する燃料噴射
[0582] 時間 J t 2 よ り も長く設定されることによ り、 各気筒に
[0583] 輸送される燃料の輸送遅れが解消される。 したがって、
[0584] 燃料の輸送遅れによって生ずる各気筒への燃料の不均一
[0585] な分配が解決される。
[0586] OMPI
[0587] WIPO ^ '
[0588] このよ うな燃料噴射装置は、 例えば第 1 1図, 第 1 2
[0589] 図に示される、 制御系の具体的な回路構成を参照しなが ら説明される。
[0590] 第 1図に示されるク ランク角検出器 3 1 4からの第
[0591] 1 2図に示されるクランク角信号 0—これは第 4図に示さ れる初期パルス発生回路 6 0 8から出力される第 5図 C . に示される初期パルスに相当し、第 1、第 4気筒の吸入行程に 対応して発生される一並びに回転数信号 N .—これ 第 4図 に示される初期パルス発生回路 6 0 8へ入力される基準 クランク角信号 ( C R P ) に同期して発生される一が、 フ リ ッ ブフ口 ッブ 7 0 2に入力されると、 フ リ ップフ ロ ッ ブ 7 0 2からは、 第 1 2図 , N i に示される 1対の 出力信号 , T が出力される。
[0592] ノ この 1対の出力信号 , NT の一方の信号 は抵 抗!^ を介して ト ランジスタ 7 0 4のベース電極 7 0 4
[0593] Bに入力され、 他方の信号^ は抵抗 R 2 を介してト ラ ンジスタ 7 0 6 のべ一ス電極 7 0 6 Bに入力される。
[0594] —方、 熱線センサ 1 1 6からのアナ口グ量として検出 された空気量信号 Qは可変抵抗 7 0 8に印加され、 この 可変抵抗 7 0 8の両端における 1対の信号 および
[0595] Q 2 に分割される。 この空気量信号 , Q 2 の分割比 は各気筒に分配される燃料量、 換言すれば空燃比が各気 筒において均一に ¾るよ う 0 2 センサ 4 0 6等からの出 力信号に基づいて予じめ設定される。
[0596] 空気量信号 は、 上記フリ ップフ π ッブ回路 7 0 2
[0597] の出力信号 1NU および T によってそれぞれ制御される
[0598] ゲ一ト 7 1 0 , 7 1 2および 7 1 4, 7 1 6を介して、
[0599] それぞれ積分器 7 1 8および 7 2 0に入力される。
[0600] 両積分器 7 1 8および 7 2 0の出力信号は、 増幅器
[0601] 7 2 2および 7 2 4、 抵抗 R3 および R4 を介して、 そ
[0602] れぞれト ラ ンジスタ 7 0 6および 7 0 4のコ レクタ電極
[0603] 7 0 6 Cおよび 7 0 4 Cに入力される。
[0604] ト ランジスタ 7 0 6及び 7 0 4の出力からそれぞれ第
[0605] 1 2図に示される時系列の出力信号^! , および J t 2
[0606] が得られる。
[0607] クラン耥の一回転につき 1個のパルス よ りるる第 1 2
[0608] 図 Θに示されるクランク角信号 Θの発生位置によって第
[0609] 1気筒、 第 4気筒の吸入行程か、 第 2 , 第 3気筒の吸入
[0610] 行程かが判別される。 したがって第 1 2図のよ うにクラ
[0611] ンク角信号 0が第 1 , 第 4気筒の吸入行程に対^してい
[0612] る場合には、 J t 1 は第 2 , 第 3気筒の吸入行程に、
[0613] Δ t 2 は第 1 , 第 4気筒の吸入行程にそれぞれ対応して
[0614] いる。
[0615] これらの出力信号 J t x および J t 2 はそれぞれダイ
[0616] オー ド 7 2 6および 7 2 8を介して最終出力 tをつく
[0617] る 0
[0618] OMPI
[0619] 、 WIPO_^ このよ うにして得られた制御回路 7 0 0の出力 4 tは、 時系列信号の各パルス巾が
[0620] Δ t = K§ ( Κは比例常数) …ひ)
[0621] Ν
[0622] で与えられる。
[0623] この出力 ^! tによって、 燃料噴射器 2 0 2の各気筒の 吸入行程に対応する燃料噴射用電磁弁励磁期間 J tが制 御される。
[0624] 各気筒の吸入行程に対応する電磁弁励磁期間 ^! tは、 空気量信号 Qが可変抵抗 7 0 8において分割さ.れて得ら れた空気量信号 および Q2 の分割比によって予め設 定される。 この分割比は上述のように排気管 4 0 2に設 けられ 02 セ ンサ 4 0 6の出力信号に基づいて定められ る 0
[0625] 例えば、 第 1 , 第 4気筒の空燃比が、 第 2 , 第 3気筒 のそれよ 大である場合は、 第 1 , 第 4気筒の吸入行程 における燃料噴射時間 J t 2 を、 第 2 , 第 3気筒の吸入 行程における燃料噴射時間 4 t i より も長くるるよ うに、 空気量信号 および Q2 の分割比が設定される。 これ により、 各気筒の空燃比が均一化される。
[0626] 回転数 120 O r pm の 4サイ クル 4気筒エンジンを用 いた実験によ り得られた結果は、 第 1 3図に示されるよ - うに、 従来の燃料噴射装置によ り得られた空燃比分布曲
[0627] ― O PI一 '
[0628] 線 Aに比し、 本実施例の燃料噴射装置によ り得られた空
[0629] 燃比分布曲線 Bがよ り均一化されていることを示してい
[0630] る 0
[0631] ¾ぉ、 第 1 3図において、 横軸は気筒 ^を、 縦軸は空
[0632] 燃比 A Z Fを示す。
[0633] 上述の実施例では 4 サイ クル 4気筒エンジンを例にと
[0634] り説明してきたが、 本発明はこれに限定されるものでは
[0635] ¾く、 6気筒エ ンジンにも適用される。
[0636] 6気'謗エンジンの場合も 4気筒エンジンと同様に、 運
[0637] 転条件によって燃料の噴射開始時期および噴射時間を調
[0638] 節することによ り、 .各気筒への燃料分配が均一と ¾る噴
[0639] 射時期および噴射時間が設定される。
[0640] OMPI
[0641] WlPO~~ ,
权利要求:
Claims
請 求 の 範 囲
. 複数気筒に燃料を供給するための燃料噴射手段と、
上記燃料噴射手段から噴射される燃料が、.上記複数気
筒の各吸気行程に間欠的に応答して噴射されるよ う、
上記燃料噴射手段を制御する制御手段を備え.たことを
特徴とする内燃機関の燃料噴射装置。
. 上記複数気筒の運転状態を検出する手段を備え、 上
記燃料噴射手段は、上記検出手段からの信号に応答して
上記制御手段から出力される燃料噴射開始時期を規定
する信号に応答して燃料の噴射を開始することを特徵
とする請求の範囲第 1項に記載の内燃機関の燃料噴射 . 上記燃料噴射手段は、 上記検出手段からの信号に応
答して上記制御手段から出力される燃料噴射時間 ¾規
定する信号に応答して燃料を噴射することを特徵とす
る請求の範囲第 2項に記載の内燃機関の燃料噴射装置。
. 上記検出手段は上記複数気筒に供給される空気の量
を検出する吸気量検出手段と、 上記複数気筒の各吸気
行程の位置を検出する位置検出手段を含み、 上記制御
手段は、 上記吸気量検出手段と上記位置検出手段から の信号に応答して、 予め設定された燃料噴射開始時期
を規定する信号を上記燃料噴射手段に出力することを
特徵とする請求の範囲第 2項に記載の内燃機関の燃料
OMPI 噴射装置。
. 上記吸気量検出.手段は上記複数気筒と連通した吸気
量計量部の一方の側に配設され、 上記燃料噴射手段は
上記吸気量計量部の他方の側に一個配設されたことを
特徵とする請求の範囲第 4項に記載の内燃機関の燃料 . 上記吸気量検出手段は、 上記複数気筒と吸気管を介
して連通した吸気量計量筒の上流側に設けられたパイ
パス通路に配設され、 上記燃料噴射手段は、 上記吸気
管を介して燃料が上記複数気筒へ噴射されるよ うに、
上記吸気量計量筒の下流側に一個配設されたことを特
徵とする請求の範囲第 4項又は第 5項に記載の内;^機
関の燃料噴射装置。
. 上記吸気量検出手段は熱線センサから り、 上記燃
料噴射手段は単一の燃料噴射器から ることを特徴と
する請求の範囲第 6項に記載の内燃機関の燃料噴射装- . 上記位置検出手段は、 上記複数気筒の各吸気行程の
クランク角位置を検出するクランク角検出手段からな
り、 所定のク ラ ンク角ごとにパルスを出力することを
特徴とする請求の範囲第 4項に記載の内燃機関の燃料
噴射装置。
. 上記制御手段は、 上記検出手段からの信号に応答し
Π OΚMΛΡPIΤ ヽ
/,. WIPO て予め設定された最適燃料噴射開始時期を演算出力す る演算処理手段と、上記検出手段からの信号を上記演算 処理手段へ入力し、 上記演算処理手段からの信号を上 記燃料噴射手段へ出力する信号入出力手段を含むこと を特徵とする請求の範囲第 2項に記載の内燃機関の燃 料噴射装置。
J0. 上記制御手段は、 上記燃料噴射手段の燃料噴射開始 時期を予め設定する噴射開始時期設定回路と、 上記検 出手段からの信号に応答した信号を出力する第 1の信 号出力回路と、 上記噴射開始時期設定手段に設定され た設定値と上記第 1の信号出力手段からの出力信号値 とを比較する第 1の比較回路を含み、 上記燃料噴射開 始時期を規定する信号は、 上記第 1の比較回路からの 出力信号と して得られることを特徵とする請求の範囲 第 2項に記載の内燃機関の燃料噴射装置。
11. 上記制御手段は、 上記燃料噴射手段の燃料噴射時間 を予め設定する噴射時間設定回路と、 上記検出手段か らの信号に応答した信号を出力する第 2の信号出力回 路と、 上記噴射時間設定手段に設定された設定値と上 記第 2の信号出力手段からの出力信号値とを比較する 第 2の比較回路を含み、 上記燃料噴射時間を規定する 信号は上記第 2の比較回路からの出力信号と して得ら れることを特徵とする請求の範囲第 3項又は第 6項に 記載の内燃機関の燃料噴射装置。
12. 上記燃料噴射手段は所定の順序で一列に配列された
複数気筒の一方の側に吸気管を介して一個配置され、 上記制御手段は、 上記燃料噴射手段と燃料が噴射され る気筒との間の距離に応じて、 燃料の噴射開始時期を 調整することを特徴とする請求の範囲第 1項に記載の 内燃機関の燃料噴射装置。
13. 上記燃料噴射手段は所定の順序で一列 配列された複数
気筒の一方の側に吸気管を介して一個配置され、 上記 制御手段は、 上記燃料噴射手段と燃料が噴射される気 筒との間の距離に応じて、 燃料の供給時間を調整する ことを特徵とする請求の範囲第 1項に記載の内燃機関 の燃料噴射装置。
14. 上記検出手段は上記複数気筒を冷却する冷却水の温
度を検出する温度検出手段を含み、 上記制御手段は上 記温度検出手段からの信号に応答して上記燃料噴射時 ; 間を調整することを特徵とする請求の範囲第 3項又は 第 1 1項に記載の内燃機関の燃料噴射装置。
15. 上記制御手段は、 上記検出手段からの信号に応答し
て、 上記燃料噴射手段から燃料が噴射される気筒が変 更されるよ う、 上記燃料噴射手段を制御することを特 徴とする請求の範囲第 2項に記載の内燃機関の燃料噴 射装置。
一 O PI
WIPO
16. 上記検出手段は、 上記複数気筒からの排ガスを検出 する排ガス検出手段を含み、 上記制御手段は上記排ガ
ス検出手段からの信号に応答して上記燃料が噴射され る気筒を変更するよ う、 制御することを特徵とする請 求の範囲第 2項又は第 1 5項に記載の内燃機関の燃料 噴射装置。
17. 上記排ガス検出手段は 0 2 センサを含むことを特徵
とする請求の範囲第 1 6項に記載の内燃機関の燃料噴
18. 上記制御手段は、 上記複数気筒の吸気行程が 2回行
¾われるごとに、 上記燃料噴射手段から燃料が 1回噴 射されるよ うに、 上記燃料噴射手段を制御することを 特徵とする請求の範囲第 1項に記載の内燃機関の燃料 噴射装置。
19. 上記複数気筒は第 1 , 第 3 , 第 4および第 2気筒の
順序で吸気行程が繰返される 4気筒から り、 上記制 御手段は、 上記第 1および第 4気筒が吸気行程にある ときに上記燃料噴射手段から燃料が噴射されるよ う、 上記燃料噴射手段を制御することを特徵とする請求の 範囲第 1項又は第 1 8項に記載の内燃機関の燃料噴射
20. 上記制御手段は、 運転状態に応じて上記燃料が噴射
される気筒を、 第 1および第 4気筒から、 第 3および
O PI WIPO 第 2気筒へ変更することを特徵とする請求の範囲第
1 9項に記載の内燃機関の燃料噴射装置。
21. 複数気筒に燃料を噴射するための単一の燃料噴射手
段、 上記複数気筒の吸気行程ごとに各気筒に上記単一 ' の燃料噴射手段から燃料が噴射されるよ うに上記単一
の燃料噴射手段を制御するとともに運転状態に応じて
上記各気筒に噴射される燃料の噴射時間を気筒ごとに
調整する制御手段を備えたことを特徴とする内燃機関
の燃料噴射装置。
22. 上記制御手段は、 上記燃料の噴射時間が調整される
気筒を弁別する気筒弁別手段と、 この気筒弁別手段の
信号に応答'し上記燃料の噴射時間が調整される気筒と 他の気筒との噴射時間の比率を運転状態に応じて予め
設定する噴射時間比設定手段を含むことを特徴とする
請求の範囲第 2 1項に記載の内燃機関の燃料噴射装置。
23. 上記複数気筒に供給される空気の量を検出する吸気 ,
量検出手段と、 上記複数気筒の各吸気行程の位置をク
ランク角に変換して検出するクランク角検出手段を備
え、 上記気筒弁別手段は上記クラ ンク角検出手段から
の信号に応答し、 上記噴射時間比設定手段は上記吸気
量検出手段からの信号に応答することを特徵とする請
求の範囲第 2 2項に記載の内燃機関の燃料噴射装置。
24. 上記気筒弁別手段は上記ク ラ ンク角検出手段からの REA
OMPI
V7IPO , ) 信号に応答して第 1 , 第 2の制御回路へそれぞれ入力 される第 1 , 第 2の出力信号をつく り、 上記噴射時間 比設定手段は上記吸気量検出手段からの信号に応答し て上記第 1 , 第 2の制御回路へそれぞれ入力される第
3 , 第 4の出力信号をつく り、 上記第 1 , 第 2の制御 回路は上記第 1 , 第 2 , 第 3および第 4の出力信号に 応答して上記噴射時間比設定手段に予め設定され.た比 率を有する第 1 , 第 2の噴射時間信号をつくることを 特徵とする請求の範囲第 2 3項に記載の内燃機関の燃 料噴射装置。
25. 上記ク ラ ンク角検出手段からの信号に応答して第 1 ,
第 2 の信号を出力するフ リ ップフ ロ ップ回路、 このフ リ ッ プフ ロ ッ プ回路からの第 1 , 第 2の出力信号がそ れぞれ入力されるベース電極を有する第 1 , 第 2の ト ラ ンジスタを含む第 1 , 第 2の ト ランジスタ回路、 上 記吸気量検出手段からの出力信号に応答し、 この信号 を所定の比率を有する第 3 , 第 4の出力信号に比分割 する可変抵抗器、 上記第 3 , 第 4の出力信号が上記第
1 , 第 2 の ト ラ ンジスタのコ レクタ電極にそれぞれ入 力されるよ うに、 上記第 1 , 第 2の ト ランジスタ回路 を制御する第 1 , 第 2のゲー ト回路を有することを特 徵とする請求の範囲第 2 4項に記載の内燃機関の燃料
ΟΜΡΙ
ん WIPO
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同族专利:
公开号 | 公开日
GB2047799A|1980-12-03|
DE2952962C2|1993-09-09|
CA1119493A|1982-03-09|
EP0016843A4|1981-09-01|
IT7968514D0|1979-07-20|
US4387429A|1983-06-07|
EP0016843A1|1980-10-15|
GB2047799B|1983-05-18|
IT1118911B|1986-03-03|
EP0016843B1|1986-06-04|
CA1119493A1||
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1980-02-21| AK| Designated states|Designated state(s): DE GB US |
1980-02-21| AL| Designated countries for regional patents|Designated state(s): FR |
1981-01-08| RET| De translation (de og part 6b)|Ref country code: DE Ref document number: 2952962 Date of ref document: 19810108 Format of ref document f/p: P |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
JP8846378A|JPS5517612A|1978-07-21|1978-07-21|Fuel injection device for internal combustion engine|
JP78/91993||1978-07-26||
JP53091993A|JPS6014187B2|1978-07-26|1978-07-26||DE19792952962| DE2952962A1|1978-07-21|1979-07-20|Fuel injection device for internal combustion engine|
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